占い師の真木あかりさんのtwitter
のファンなんですが、
日々twitterに「星回りとことば」というのを公開されてるんです。
いろんな本からいろんな言葉を引用されてて、グッときます。
で、ある日こんな言葉を紹介してたんです。
1月9日の星回りとことば「自分たちはおおいなる偶然の中に生きている」(中川淳一郎・漆原直行・山本一郎『読書で賢く生きる。』ベスト新書)対談の中の山本一郎氏のことば。だからこそ、運命に翻弄されないようにと氏は述べる。そのために読書で自己研磨することは役に立つ。
— 真木あかり (@makiakari) 2017年1月8日
この本は、
これきっかけで読んでみた本。
実は、読んでる最中はぜんぜんこの言葉に気づかなかったんだけどね。
おかげで良い本が読めました。
ありがとう真木あかり先生。
どんな本なの?
「ビジネス書マニアがビジネス書の話をして盛り上がる」
という本です。
ビジネス書愛がハンパ無い3人が、
たくさんの本が紹介している、愛に溢れた本。
著者三人はビジネス書への愛が強すぎる。
愛ゆえに偏りがあったり、
「結局これとこれだけ読んでりゃよくない?」という、考えすぎて何周かしてそうな結論が出てきたり、
特定の著者をいじってみたり、とても楽しそう。
この「特定の著者をいじる感じ」のが、面白い。
なんというか、独自の芸風とファンを手に入れた人に対する、
黒いような白いような気持ちがあって出てくる言葉。
シンガーソングライターでもさ、
中島みゆき ・松任谷由実・aikoあたりの
「芸風とファンを手に入れてるっぷり」ったらないじゃないですか。
勝間和代か長渕剛か。
よく言えば上手に立ち位置を作ってる。
悪く言えば「セルアウトしてる!金に魂を売った!」みたいな話。
かと思えば
「ビーチボーイズのこのアルバム聞いとけばとりあえずなんとかなる」
みたいな古典/クラシック的な本のおすすめしたりする感じが面白い。
音楽よりも速いペースでビジネス書のブームは移り変わるから、
こういう本を読んで古典の良い本の名前と、
新刊の選び方を身につけるのはよいことかもしれない。
こんな人に読んで欲しい本でした。
・「人がおすすめする本しか読まない」とか言う人
・ビジネス書、読みたいけど何を読んだらいいかわからない人
・ビジネス書、読みたいけど選び方がわからない人
・著者3人のうち誰かのファンの人