うさみ本棚

うさみの本棚です。おすすめされた本を読みますので、おすすめ教えてください!

TED TALKSを読んで

TED TALKS スーパープレゼンを学ぶTED公式ガイド
「TED TALKS」というタイトルですが、
「TEDに学ぶ、本当に伝わるプレゼンテーションメソッド」
ってのが本来のタイトルな気がする本です。
本の主題がそこにあるので。


人前で登壇したりする人は一通り読んでもいいかも。
「これが正解」というわけではないけど、
効果的かつ印象に残るものを考えたらこうなったんだろうね。

こんな本でした

TEDで良しとするパブリックスピーキングについて教えてくれる本です。


・1スライドに1メッセージ
・なんなら1スライドに1語
・画像を活かす
・スライドを読み上げるだけではないスピーチ
・話し方、抑揚、躍動感
・締めくくり方
・リハーサル
・メンタル保つ秘訣
・印象的だったTEDトーク
とか、そんなかんじ。

こんな人に読んでほしい本でした

・登壇の極端な例を知りたい
・登壇したことがあって、アンケートに「字が読めない」と言われたことがある
・これから登壇なるものをしようかと思っている
・見る価値のあるTEDトークのリストがほしい

うつヌケを読んで。読書感想文。

うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち

いやはやいい読書だった。
まんがですけども。


一番グッと来たというかガッと来た言葉が
「うつは心の風邪じゃない。うつは心のガンだ!」です。
体が動かなくなる、死に至る病で、誰でもなる可能性がある。
本当におそろしいよね。


風邪みたいに体温測ればわかるもんでもないしね。
自覚してないけどうつの人、
けっこういると思う。

こんな本でした。

いろんなうつの経験者さんや、
今まさにうつの渦中にいる人が、
自分のうつ体験がどんなだったか、
自分はどうやってうつと向き合って回復したか、
というのを告白してくれる本です。


著者自身も元うつだった人で、
編集者さんもうつだった人。
それぞれの経験談が、
かなりバリエーション豊かというか、
それぞれが違う。


こんな人に読んでほしい本でした

・今まさにうつ
・昔うつだった
・なんか最近眠れない
・なんか最近何食べてもおいしくない
・なんか涙が止まらない
・私はうつにならないと思っている
・私は誰よりがんばってる
・私の評価は実力と見合ってないと思う
・日々不安

私のうつヌケの話

ふつうに友達とかに話をしてますが、
私、27歳くらいのときうつってるんですよ。
2005年くらい。数ヶ月くらい。
今ではそんなの影も形もありませんが。


ちなみにひどいときの症状としては
・眠れない→ケーブルテレビ見る→朝起きれない→よる眠れない→…
・何を食べてもおいしくないっていうか味がわからない
・行動する気が何一つ起きない
・暮らしがいいかげんになるので肩こり首こりもひどくなる
・やる気ゲージゼロ
・人から期待されても困るだけでひとつも嬉しく感じない
 →プレッシャーによわよわになる(プレッシャーかけるつもりで言ってるんじゃないのにね)
・なにもしたくないけど暮らさないかんから外にでる
・仕事には行きたいし行かなきゃいけないけど行けないけど行く
 →悪いループに入って余計苦しくなる
・涙腺制御不能
 →職場のトイレから出られない
・弱い自分が情けなくてさらに泣ける
・仕事を休んで人に迷惑をかけ、余計苦しくなる
というような状況。


お医者さんに行って、
「原因になってることがなにかあれば、
 それを取り除いちゃえばいいんです。
 それができない場合は少しむずかしいですね。」
という話を聞きました。


んで、まずやったことは、
会社にその旨伝えておやすみしたこと。
処方してもらった薬を飲んだこと。


最初のうちはとにかく寝て寝て寝て寝て寝まくった。
そして、生活を朝型に調整して、
ちゃんと夜寝て朝起きるようにした。


それから少しずつ回復していって、
まんが喫茶に行ったりバンド練習に行けるようになった。
会社休みつつ同僚とバンド練習してるの、今思うとよく許していただけたと思う。
とても感謝している。


やがて体は回復したし、
薬の量も減って飲まなくても良くなったんだけど、
再発が怖くてその後引っ越し&転職を同時にする。


新しい職場もそこそこ忙しかったけど、
人(職場もそれ以外も)と環境に恵まれて、
その後再発することなく、
引っ越し&転職の3年後くらいに結婚して、
現在にいたる。


って感じ。
自分が弱かったから医者に行って、回復したけど、
あのままがまんしてたらどうなってたんだろう。と思うと、
結構怖い。


もしもこれを読んだ人で、
なにかしらあてはまるかも、と言う人は
ぜひこの本を読んで、病院に行きましょうね。
あなたが仕事休んだくらいでは会社つぶれないし、
会社がつぶれたところで仕事なんていくらでもあるんだからね。

人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている。を読んで。認知バイアスの話とかおもろいよね。と思った。

人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

運よりも実力よりも「勘違いさせる力」が大事で、
周りに勘違いさせれば実力は後からついてくるし、
運の発動にも周りの勘違いがあるかどうかで変わるよね。
という話が書いてあります。


認知バイアス
ハロー効果。
を、最大限活かして幸せに暮らそうぜ。
という話が書いてある本です。


見た目だったり、お墨付きだったり、
なにかで一度高評価を得てそれを認められると、
その人の他の点がより高いレベルだと判断されるよ。
という話。


また、その「なにかで高評価」が異なるジャンルで突き抜けてると、
それぞれの掛け算をしたみたいに、
その人は「できる人」というイメージを持たれて、
新しく取り組むべきなにかが提示されるよ。
それによって実力も後からついてくるよ、と。


勘違いなんてしないよ!実績と実力だけ見てるよ!
ということは絶対にありえなくて、
かならずバイアスかかっちゃう。
だから勘違いされたほうが得。


見た目のいい政治家と悪い政治家なら、
見た目がいい政治家が選ばれやすい世の中だぜ、と。
「おれは/私は実力で勝負する!」と言う人も、
こういうのがあることを知っておくべき。


実力で勝負するって言ってる本人も、
認知バイアスによって高く評価されたり、
低く評価されたりしてるわけだから。


誰しもこれを意識する/しないを問わず使ってる。
と言う話を教えてくれる本です。

こんな本でした。

著名ブロガーでtwitterでも見かけるふろむださん。
過去に起業したり上場させたり、
いろんな会社の手助けをしている。
そんな人が人生を語る上で大事なのが「認知バイアス」=「勘違いさせる方法」を知ることだ、と説く本です。


自然な成長と、「こいつはできる」と思われてる人の成長では、
後者の「こいつはできる」と思われてる人の成長のほうがはやいよ。
という話が書いてある。


知ってる人には当たり前、知らなくて理解できない人には駄本。
そして、ちょうどいいタイミングで当たった人には良書なので、
amazonのレビューが5と1で両極端な感じです。

こんな人に読んでほしい本でした

認知バイアスとかハロー効果とかに興味がある
・人より速く効率的に成長したい
・成長する人に負けたくはない
・他人がインチキしてるならその手の内を知りたい
・自分がされている評価の中身が知りたい


認知のゆがみって言葉に興味を持って、
ほうぼう見てて知った本でした。
私たちの判断を鈍らせる「認知のゆがみ」40選 | パレオな男
とか、良記事です。


どうでもいいけど、
「ハロー効果」っていう言葉は
「ヘイロー効果」ってみんなで言い直したほうがいいと思うんだよな。
そうするとちゃんとBeyonceのHaloが頭の中でかかるし



なにかで認知バイアスという言葉とその中身を知って、
はー、おもしろいなー、と思って、関わりありそうな本を読んでみました。
これは良い本。

歩くだけで不調が消える歩行禅のすすめ。を読んで。読書感想文

歩くだけで不調が消える 歩行禅のすすめ

「大峯千日回峰行(おおみねせんにちかいほうぎょう)」っていう、
「一日48km16時間×千日」歩く修行があるそうで。
それを9年間に渡ってやったお坊さんがいるんです。
その人がそこまでヤバくなくて、みんなができるのを考えたのを
「歩行禅」と名付けたわけです。


ざっくり書くと
・5分以上くらい、歩きながら「ごめんなさい」と誰かに対して思う
・5分以上くらい、歩きながら「ありがとう」と誰かに対して思う
・家に帰って寝る前などに座禅をして、自分の周りの環境や縁や状況を思う
というのをやるといいよ。っていうワンセット。
歩行禅中は正しい姿勢で歩くのを心がけるのが大事だということです。


さっそくやってみたんだけど、
確かに歩きながら考えると余計なことを考えないのでイイです。
距離で区切ると時間もわかりやすいし。
あ、でも「ごめんなさい」のパートではとても暗い気持ちになります。
なんてダメ人間なんやー、と。


amazonのレビューでも「ごめんなさい」だけやって不調になった、
という人がいました。


でもその後の「ありがとう」のところで、
けっこう明るい気持ちを取り戻せますし、
意外と「ごめん」と「ありがとう」の相手が一緒だったりするんですよね。
そこは発見だった。

どんな本ですか?

ラジオ番組も持ってる有名なお坊さんが、
みんなの役に立ちそうなメソッドを開発したから
共有するよ。という本です。


心身ともに健康になれる、
というのは誰にとっても嬉しいことだよね。


一応仏教のお坊さんだけど、
仏教徒じゃないとダメなことは一個もない。
「宗教って突き詰めると『慈愛』と『祈り』だよね。」
みたいなことも書いてあって、
おおー!!!と思った。


ここはどんな宗教でも変わらないところで、
周りの人間に対する慈愛と、
なにかしら「人間以外のちから」みたいなものに対する敬愛の気持ちなのかな、と思った。


んで、「正しい姿勢で、ちゃんと肩甲骨を寄せて歩きましょう!」
みたいなところは、わかってんじゃーん。と思った。
現代人ならみんな肩凝ってるってわかってる人だよね。
エクササイズと心のトリートメントを同時にしよう、という意欲的なメソッドだと思う。

こんな人に読んでほしい本でしたよ

・心身ともに不健康、でも歩くことはできる
・心が不健康、でも歩くことはできる
・体が不健康、でも歩くことはできる
・人間関係に疲れてる
・なんかしらに疲れてる
・禅とか興味あるけど、何したらいいかわからん
・マインドフルネスとか興味あるけど、お金かけたくない


あ、ちなみに、この本の要約が
歩くだけで前向きな気持ちになれる!? 〝歩行禅"は心のエクササイズです | 毎日が発見ネット
っていうwebページに載ってるので、
ちょっと興味あるけど詠むほどではー、という人はこっちを読んでみてください。

ダイオウイカは知らないでしょう。を読んで。読書感想文。

ダイオウイカは知らないでしょう (文春文庫)

俳句は深い。海のように深い。
短歌は広い。宇宙のように広い。
わかるかな、わっかんねぇだろうなぁ。


俳句には、ルールがあって、それが奥深さを感じさせ、また、可能性を感じさせる。
どんなに奥が深くても、地球の体積には限りがある。
ググったところ、1兆833億1978万km3だそうです。
ぜんっぜんわかんないけど、
深海の生き物以外はみんな死んじゃうくらいの水圧がかかるんですよね。


対して短歌には文字数以外のルールは無いし、
文字数も無視しても罰金制度や懲役といった実刑もない。
誰かの名誉毀損になるような短歌を作ったら、
民法で訴えられるかもしれないけれど。


んで、この本は短歌の本です。


57577。
いろんな文筆業のせきしろさんと、小説家の西加奈子さん。
せきしろさんはもともと「去年ルノアールで」っていう雑誌連載(からの書籍化(からのドラマ化もあった))が好きで、
気にしていろいろ見てるんだけど、相変わらずのセンス。
素晴らしい。


そして西加奈子さん。
実は名前くらいしか知らなかったんだけど、
この本を読んだことで一気に興味がわきました。
小説も読んでみようかな。


お二人ともね、文章力の根底にあるものが表に出たかのような短歌を詠まれるんですよ。
せきしろさんは虚無と怠惰と優しさを。
西さんは様々な対象に向けられた無償の愛を。


一番涙腺にぐぐっときたのが、p.64の返歌

紅い葉を両手にかかえ立っている 葬式の黒さに負けぬよう
泣かないで 白い煙に流されるわたしの声とあなたの紅と

です。
冬の空気を感じるような、文字に書いていないことまで想像されるような、映画のワンシーンのような、ぐっとくる、ぐぐっとくる短歌だと思いませんか。


で、一番「マジか!」と思ったのがお題その41「受験」

ババダマホ!僕らが捨てた惑星は受験がなくて恋もなかった
受験時に覚えた古今和歌集はもう忘れたし身内も減った

です。
「はいそれでは『受験』をテーマに短歌をお願いします!」
って言われて
「ババダマホ!」って言える人いる?
造語。短歌の出だしで造語。
この衝撃ったらもう。

どんな本ですか?

文筆家の二人が、連載がはじまるからという理由で短歌をはじめて、
毎回いろいろなゲストにお題を出されたり、一緒に詠んだりする。という内容です。


ゲストは実に幅広く、歌人、モデル、女優、バンドマン、劇団主宰などなど。
しかもそれぞれ秋の図書館を感じるようなステキ人選なんですよ。
んで、メインの二人もゲストの皆さんも詠む短歌詠む短歌まあ、
惑星のようにバリエーション豊か。
土と岩みたいな人もいれば、
掴みどころのないガス惑星みたいな人もいる。


でもみんなちゃんとフォーマットに収める気持ちがあって、
でも収まらなくて文字やら感情やらいろいろ溢れていたりする。


あ、短歌好きな人は
うたよみん|みんなの短歌投稿コミュニティ
っていう短歌SNSもおすすめですよ^_^
自分で詠んだのを投稿するやつ。
フリースタイルな短歌多め。
でも「ババダマホ!」みたいなのは見たことないです。

こんな人におすすめできる本です

せきしろファンか西加奈子ファン
・短歌ファン
・一生楽しめてお金がかからない趣味を探している


あ、ちなみに「ダイオウイカは知らないでしょう」は西さんが詠んだ短歌の一節でございます。
下の句の77。

七つの会議を読んで。読書感想文。

七つの会議 (集英社文庫)

いやー、いまどきの小説のお手本みたいな本だった。


小説の書き方って、道具の進歩だけじゃなくて、
メソッドとか伏線回収の仕方とかも進化してるよねー。
これはいい小説だったわ。


柚木 麻子さんのランチのアッコちゃんあたりもその
新しいメソッドにグルーピングしたい小説だったな、と思う。
冲方丁さんの十二人の死にたい子どもたちもこの
「ぐるっと回って中心にたどり着く」みたいなストーリー。


ドラクエ4っぽい作りなんですよ。
あっちでもこっちでもいろいろ起きて、最後にそれらがまとまって、
大きなエンディングに向かっていくような話。


画期的なスタイルだよね。
一本調子ではなくて、あえての遠回り。


「画期的」って言葉をよく使う人と以前一緒に仕事をしていて、
面白い言葉だな-、と思ってたんです。


「一線を画す」とは?意味や使い方をご紹介 | コトバの意味辞典を見ると

「画」は、「区分け」とか「境」という意味があり

と書いてある。
「期」は、

①とき。おり。定められた時。

と、期 | 漢字一字 | 漢字ペディアには書いてある。


期を画すような小説が誰の何だったのかはわからないけれど、
これは明らかに「今の期」の小説だと思う。
大型恐竜の時代と小型哺乳類の時代くらい違う。

どんな本でした?

ある大企業の子会社とその取引先の中で起きるいろいろな出来事を描きつつ、
ひとつの大きな事件の全貌が徐々に見えてくる作りの企業ミステリ。
「いろいろな出来事」には会議のシーンが出てきて、
会話の中で話が進んでいく。


ネタバレになることは書かないけれども、
本当にこういうことありそうだなー、という部分と、
いやいやそんなことないでしょー、と思わせる部分がある。
また、社会人生活が長い人なら「これ自分だったら何をどうする?」
みたいなことを考えるのも楽しいかと思います。


人物のキャラクター付けが上手で、
なんというか実体っぽさがあるのがとてもいいです。

こんな人に読んでほしい本でした

・ふつうに企業内を舞台にしたおもしろい小説が読みたい
・これの映画を見たので原作も読んでみたいと思っている
・企業内で悪事を働いている
・企業で働き続けることに疲れている
・生産性とか結果を出すことについて考えることがある

「禅とオートバイ修理技術」を読んで。読書感想文。

禅とオートバイ修理技術―価値の探求 (シリーズ精神とランドスケープ)

先日読んだ「世界はシステムで動く」が、超良かったので、そこで引用されてた本を読んでみた。


するとどうでしょう。
これが様々な意味でヘビーな一冊だった。


禅とオートバイ修理技術という本だから、
禅とオートバイ修理技術の話かと思ったら、
「オートバイで旅する父子、父は手術で記憶を失った元哲学者にして今は技術マニュアルライターでオートバイライダーでオートバイ修理はできる範囲で自分でしたい派。過去の記憶を思い出したり、記憶を失う前の自分の知り合いを訪ねたり。でも本の半分はずーっと哲学的思想を語り続ける『シャトーカ』のパート」という本。


なにがヘビーって、ちょっと読み飛ばすとさっぱりわからなくなったり、
ちょっとも読み飛ばしてないのに突然わからなくなったりする。
え?今なんの話?って。


そして、ちょっと読み飛ばそうとするとそこにガツッとくる真理に見えることが書いてあったりする。
「クオリティ」は属性ではなくて根源なのだ!
みたいなことが。

クオリティってさ、そのものが持っている何かではなくて、
観察するものがいて初めて現れるものだから、
実際はないんじゃないの?みたいなことを考えるのよ。バイク乗りながら。
んで、いやいや、クオリティが主でそのものはそれにくっついてるものに過ぎんぞ。と発見したりするの。


んで、バイクの旅は最初息子と友達2人の4人で進むんだけど、
途中からは父子二人旅になって、だーんだん暗くなっていく。
寒さ暑さに雨、疲れてもう帰りたい、温かいところで眠りたい、
人間らしい面がどんどん出てくる。


漂流ものとかだとトイレの描写がある無しでだいーぶ差が出るよな-、
と思ってるんだけど、
こっちはトイレ的描写も時々でてきます。
バイク旅の途中でおなかの調子悪くなるとか、可愛そうすぎるぞ。


バイク修理については、
「できる範囲のことは自分で修理するスタンス」というのが、
機械やITに関わる人には共感できるところだと思う。
適切にメンテナンスすること、機械の状態を見ながら進めること。


あとは大学内での変な教授と変な生徒のバトルみたいなパートもある。
哲学、奥深い。
「誰の真理を真理とするか」みたいなことを使って
とにかく相手を凹ませようとする人々。不毛だね。


これはね、一回読んで終われない本だよ。