うさみ本棚

うさみの本棚です。おすすめされた本を読みますので、おすすめ教えてください!

「シリコンバレー式自分を変える最強の食事」を読んで。読書感想文。

常識は疑ってかかんないといけないよなー、って、言うじゃない? これほんと。 常識までいかないような迷信レベルのことでも 「なんとかかんとかである!」って偉そうに言われたら信じちゃうんですよ。 んで、勝手に信じたのは自分のくせに 「なんだよ~騙さ…

「まんがで変わる! 仕事は楽しいかね?」を読んで。読書感想文。

100円のコーラを1000円で売る方法に続き、 まんがでビジネス書を読むやつ。 さらーっと読めます。 原書は読んでません。 仕事は楽しいかね? と言われると、そこそこ楽しいんじゃないかな。 時によって100楽しいのときもあれば5,000楽しいの時もあるかなー。…

カズオ・イシグロの「わたしたちが孤児だったころ」を読んで。読書感想文。

この本の感想文を、なぜかとっくに書いたつもりになっていた。 実際は、書いてなかった。 なので改めて書きます。 一人称。 ぜんぶ一人称なんですよ。 主人公の思い込みがあったとしたら、 その思い込みをそのまま書いてある。 後の「忘れられた巨人」につな…

船戸与一 さんの虹の谷の5月を読んで、読書感想文

良い読書でした。 背景の作り込みがうまい。 湿気や温度の描写がうまい。 まんがで言うなら劇画。 読んでると手が黒くなりそうな劇画。 登場人物の名前をフルネームで出す回数がここまで多い小説って 珍しいんじゃないだろうか。 そこまでやらなくても、と言…

森博嗣さんの、「彼女は一人で歩くのか? Does She Walk Alone?」を読んで。読書感想文

ぐわー 2連発でSFを読んでしまいました。 なんていうか、ラーメン2連発くらい個人的には罪悪感までいかない得も言われぬ行為なんですよ。 SF2連発読書。 っていうかね、SFっていう言葉で一括りにするのがそもそもアレだと思うんですよ。 ほら、「歴史もの…

星を継ぐものを読んで。読書感想文。

SFですよSF。 シブ知なSF。? シブくて知的。インパクトもバカ要素もほとんど無い。最高。ドライ。確かな満足。 何と言ってもテーマがド派手で描写が地味。 「月で死体が見つかった。 人類がまだ生まれていないはずの5万年前の人間の死体が。」 いやいやいや…

鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。を読んで、読書感想文。

良書でありました。 鳥類学者無謀にも恐竜を語るを読んで。読書感想文。 - うさみ本棚 という、無謀な本を以前読んでいて、そこから今度は鳥類学者当たり前ながら鳥類を語る、とも言うべきこの 「鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。」を読みました…

デヴィット・ビアンキさんの「お父さんが教える13歳からの金融入門」を読んで。

お金、株、オプション、ファンド、債権、譲渡性預金、企業分析、金利、純資産、税金、経済、 みたいなことって、義務教育で教えてくんないじゃないっすか。 知ってるといろいろ便利なのに。 勉強しないとわからない。 リスキーだから教えないのかな。 でも、…

BtoB ウェブマーケティングの新しい教科書

この前書いた「ノヤン先生のマーケティング学 - うさみ本棚」が 入り口の本だとすると、リビングくらいまで深入りしたような本。 主婦向けじゃなくてシェフ向けのレシピ本みたいな感じ。 どんな本なのですか? 「BtoBウェブマーケティングの(2017年時点での…

ノヤン先生のマーケティング学

「マーケティングって何?最初読むのにいい感じの本とかあんの?」 と、聞かれたら、今の私は相手によってこの本か、 「コミック版 100円のコーラを1000円で売る方法 あたりをを推します。 だって、わかりやすいんだもん。 どんな本なの? 庭山一郎さんが書…

飛行機の歴史

先日次男が図書館で選んで読んだ「機関車・電車の歴史」の、今度は飛行機版。 写真ではなく、精密な絵でもなく、幼稚な絵本の絵でもなく。 この絵の力と文章がぐいっぐいっと少年心を押すのです。 まずは神話の時代というか、 「こうやったら飛べるんじゃね…

マーク・ベニオフの「クラウド誕生-セールスフォース・ドットコム物語-」を読んで

Salesforce.comの営業の人と最初に会った頃のことは、 今でもよく覚えている。 「~みたいなことはできます?」 「できますね」 「じゃあ◯◯は?」 「カスタマイズでできますね」 「では△△△みたいなことも?」 「そうですすね。設定してもらえればできますよ…

ダグラス・アダムスの「さようなら、いままで魚をありがとう」(銀河ヒッチハイクガイド3部作の4作目)を読んで。読書感想文。

いつもふざけたことしか言わない愉快な友達が、 ある日突然ちょっと荒唐無稽さが弱めの話をしだして、 何事?と思ったら恋に落ちたがためにちょっとまともな人の感情を理解しようとしていた。 みたいな本。 実際、これを書いていた当時の作者ダグラス・アダ…

トム・スタンデージさんの世界を変えた6つの飲み物 - ビール、ワイン、蒸留酒、コーヒー、紅茶、コーラが語るもうひとつの歴史を読んで。読書感想文。

いやはや良い読書だった。 ビールは大麦から、 ワインはぶどうから、 蒸留酒は醸造酒から、 コーヒーはコーヒー豆から、 紅茶は茶の葉から、 コカコーラはコカとコーラから。 この6つが世界を変えた、というか、 この6つのどれかがなかったら、 世界がまっ…

機関車・電車の歴史を読んで。読書感想文。

あ、先に言っとくけど、鉄ちゃんなわけじゃないんです。 私の父は18歳で工業高校を卒業してすぐに街の車検屋さんで働き始めて、 55くらいで一度会社がなくなるも同業種の別会社に転職して働いて、 気づけば今年で65歳。 過去の趣味を覚えてる範囲で思い出…

重松清さんの「ステップ」を読んで。読書感想文。

泣ける系の本って、 終盤でドーン!と泣かせてくるのが多いじゃないですか。 そんな中、この本は序盤15ページくらいから、 終わる5ページ前くらいまでずーっとスキを見ては泣かせてきます。 「それはアレルギー等による涙腺の異常では?」 という方もいら…

鳥類学者無謀にも恐竜を語るを読んで。読書感想文。

鳥類は恐竜の子孫である。 というのは、今や定説なんですね。 そして、メキシコあたりに落ちた巨大隕石の衝突と、 その後の寒冷化(舞い上がった砂塵で太陽の光が遮られて寒くなった)やなんかの影響で、 恐竜は絶滅した。 だけども、 一部の恐竜はその後も…

花森安治の仕事を読んで。読書感想文。

またまたイイ本を読んでしまった。 「なんで誰も教えてくれへんかったんや!」という本。 みんなにもおすすめしたい本。 ついこの前、立て続けに文章力に関する本を2冊読んで、 その後にこの本を読んだことに運命を感じる。 前のは文章の書き方の本だったけ…

「文章力の基本」と「新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング 」という文章力本を立て続けに読んだ話。

文章、書いてますか? 私は仕事に趣味にブログに、ちょいちょい書いています。 手書きはほとんどしないから書くというか打つなのかもしれないけど。 さておき、文章の話。 そもそも文章ってなによ?という人は 文章(ブンショウ)とは - コトバンク あたりを見…

「24のキーワード」でまるわかり!最速で身につく世界史を読んで。読書感想文。

私、高校生の時に理系クラスを選んだんですが、 国語は好きだったけど、社会は嫌いだった。 理科は好きだったけど、算数は嫌いだった。 元々読書が大好きで、 大人になってから歴史モノの本とか読むとむっちゃくっちゃおもしろいんですよ。 時間と体力さえ許…

イカの不思議 -季節の旅人 スルメイカ-を読んで。

イカ好き? おれ?イカ?好きさ。 新宿とかにあるイカ天国っていう居酒屋あるじゃない? あれ、だいぶ幸せ。 もちろん人にとっての天国は、イカにとっての地獄だと思うけど。 さて、そんな私のイカ好きがレベル「3」だとすると、 ここにイカ好きレベル「大…

いま世界の哲学者が考えていることを読んで。読書感想文。

私は哲学について全く詳しくない。 哲学者の名前もたいして知らないし、 若い頃文学青年で重い哲学書を開いて自問したこともない。 頭イイ人が人生とか存在とかについてずーっと考えてる学問なことは知ってる。 ほら、工学部電子工学科ですからね。 正直、物…

<インターネット>の次に来るものを読んで。読書感想文。

実は、 ・なんだか話題の本である ・将来予測の本である ・WIREDの創刊者が書いた という話だったので、 期待を上げすぎてしまっていたのか、 なんかちょっとアレな読後感になった。 たぶん、未来というよりも今の話っぽかったからかな。 現時点でのまとめと…

伊藤計劃さんのThe Indifference Engineを読んで。読書感想文。

癌で亡くなったSF作家、伊藤計劃さんの小説です。 長編はもう本当に本当に作り込まれたものがあるので、 そっちはそっちでぜひ読んでほしいんですが、 これは短編集です。 天才画家のラフスケッチみたいな短編集。 どこかに矛盾があってもおかしくないくらい…

ランチのアッコちゃんを読んで。読書感想文。

前に読書感想文を書いた「心のチキンスープ」っていう、 アメリカのいろんなほっこりするイイ話を集めた本があるけども、 あれを和風だし味にしたような、 ほっこりするお話多数。 体が昆布だしをもとめる時があるんですよ。 そんな時は大きな鍋にぬるま湯を…

パウロ・コエーリョさんの「アルケミスト―夢を旅した少年」を読んで、読書感想文。

これは本当に本当に素晴らしい読書でした。 こんなにいいものが600円くらいで手に入るなんて、 本当に本当に素晴らしいな、と思う。 たまーに、 読んだ読まないで 人生がかわっちゃうような本ってないですか? おおげさ! と思うかもしれないけどんなこたぁ…

調理場という戦場を読んで

「がむしゃら」って言葉があるじゃないですか。 あれがぴったりくるような、 料理人奮闘記。 今は三田にある「コート・ドール」というフレンチレストランのオーナーシェフさん。 斉須政雄さん。 名前で検索すると書籍やお店の情報にまぎれて 掃除は、自分を…

コミック版 100円のコーラを1,000円で売る方法 Kindle版を読んで。読書感想文。

マーケティング本とかビジネス書のまんが版って読んでる? 私はこの度初めて「コミック版」が頭につく本を読んでみました。 元のを読んでないからアレだけども。 内容はちゃんと良かったので、 ビジネス書とか読むのって、っそっだっりーけど読んどこうかな…

沈黙のwebライティングを読んで。読書感想文

少しでもためになることを人に伝える。とか、 わかりやすい文章を書く。とか、 少しでもオモシロイことを言う。 みたいなことは、一生をかけてやりたいことの一つです。 ブログ書きであれば、ちょっとでも人に読まれる文章を書きたい。 どこかで見たような文…

祝!カズオ・イシグロさんノーベル文学賞受賞!大好きな3冊の感想を振り返る。

祝!カズオ・イシグロさんノーベル文学賞受賞! いやいやいやいや、なんですかこの嬉しい感じは。 去年のボブ・ディランに続き、なんてセンスがいいんだノーベル賞選考委員会。 カズオ・イシグロさん。「今まで違うことに毎回挑戦している作家」だと思ってい…