ミステリ
一気に読んじゃう系の本。 空想科学ミステリーって感じ。 ネタバレになるので細かいことは書かんけども。 登場人物の魅力というよりも、 心情とか、「誰が何に執着するか」とか「業」みたいなものが 流れ続ける低音のようにテーマになってるんだよね。 これ…
いやー、いまどきの小説のお手本みたいな本だった。 小説の書き方って、道具の進歩だけじゃなくて、 メソッドとか伏線回収の仕方とかも進化してるよねー。 これはいい小説だったわ。 柚木 麻子さんのランチのアッコちゃんあたりもその 新しいメソッドにグル…
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)作者: 伊藤計劃出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2010/02/10メディア: 文庫購入: 75人 クリック: 954回この商品を含むブログ (514件) を見る生か死かってどこから死なのか。 大量殺人鬼だけを殺し続ける殺人鬼に罪はあるのか罪悪…
漫才と落語のどちらが好きか、と問われたら、 「まったく別物だから比べられないわ」と答える。 どっちもおもしろいのはおもしろいもの。 で、読書感想文。 火車は落語っぽくって、 さよなら妖精は最近の漫才、あるいはコントっぽかった。 うん。わかりにく…