小説
一作目の「彼女は一人で歩くのか?」を読んだのは2018年のことだったようです。 森博嗣さんの、「彼女は一人で歩くのか? Does She Walk Alone?」を読んで。読書感想文 - うさみ本棚 そこから2年くらい経って、続きを読み始めたら一気読み…
いやー、いまどきの小説のお手本みたいな本だった。 小説の書き方って、道具の進歩だけじゃなくて、 メソッドとか伏線回収の仕方とかも進化してるよねー。 これはいい小説だったわ。 柚木 麻子さんのランチのアッコちゃんあたりもその 新しいメソッドにグル…
昔さー、完全自殺マニュアルってあったじゃん。 ほんとに自殺したーい!とかはまったくなくて、興味本位で見ていた。 まあ、自殺したくなる気持ちがわかるような時だってありますよねー。 死ぬほどのことはないけども。 自殺する人ってどんな気持ちなんだろ…
いいアルバムだけど、一番好きなアルバムではない、 みたいなことってあるじゃない? 超好きなアーティストだけど、新譜を聴いたらうーん、なんか物足りない、 と思うようなこと。 あるいは大好きな牛丼屋さんにいつもと違う時間に入ったら、 うーん、おいし…
この本の感想文を、なぜかとっくに書いたつもりになっていた。 実際は、書いてなかった。 なので改めて書きます。 一人称。 ぜんぶ一人称なんですよ。 主人公の思い込みがあったとしたら、 その思い込みをそのまま書いてある。 後の「忘れられた巨人」につな…
泣ける系の本って、 終盤でドーン!と泣かせてくるのが多いじゃないですか。 そんな中、この本は序盤15ページくらいから、 終わる5ページ前くらいまでずーっとスキを見ては泣かせてきます。 「それはアレルギー等による涙腺の異常では?」 という方もいら…
漫才と落語のどちらが好きか、と問われたら、 「まったく別物だから比べられないわ」と答える。 どっちもおもしろいのはおもしろいもの。 で、読書感想文。 火車は落語っぽくって、 さよなら妖精は最近の漫才、あるいはコントっぽかった。 うん。わかりにく…