うさみ本棚

うさみの本棚です。おすすめされた本を読みますので、おすすめ教えてください!

小説

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年を読んで。読書感想文。

いいアルバムだけど、一番好きなアルバムではない、 みたいなことってあるじゃない? 超好きなアーティストだけど、新譜を聴いたらうーん、なんか物足りない、 と思うようなこと。 あるいは大好きな牛丼屋さんにいつもと違う時間に入ったら、 うーん、おいし…

カズオ・イシグロの「わたしたちが孤児だったころ」を読んで。読書感想文。

この本の感想文を、なぜかとっくに書いたつもりになっていた。 実際は、書いてなかった。 なので改めて書きます。 一人称。 ぜんぶ一人称なんですよ。 主人公の思い込みがあったとしたら、 その思い込みをそのまま書いてある。 後の「忘れられた巨人」につな…

重松清さんの「ステップ」を読んで。読書感想文。

泣ける系の本って、 終盤でドーン!と泣かせてくるのが多いじゃないですか。 そんな中、この本は序盤15ページくらいから、 終わる5ページ前くらいまでずーっとスキを見ては泣かせてきます。 「それはアレルギー等による涙腺の異常では?」 という方もいら…

「さよなら妖精」と「火車」を読んでみた。

漫才と落語のどちらが好きか、と問われたら、 「まったく別物だから比べられないわ」と答える。 どっちもおもしろいのはおもしろいもの。 で、読書感想文。 火車は落語っぽくって、 さよなら妖精は最近の漫才、あるいはコントっぽかった。 うん。わかりにく…