人に何かを伝えるというのは、本当に難しいもので、
また、人に何かを伝えて、その相手の行動を変えよう、なんていうのは、
本当に本当に難しいものですよね。
ストレートに言い過ぎたら角が立つ。
遠回しすぎると伝わらない。
長くなりすぎるとなにが言いたいかわからなくなるし、
短すぎると今度はニュアンスを伝えることができない。
本当に優れた言葉はシンプルで、
嫌味がなくて、
相手の視点をガラっと変えるような気付きがある。
人を動かす力を持っている。
この本には1ページに1つの「大阪人の格言」が載っていて、
それに解説がついている。
例えば
どうしたん
地球最後の日みたいな顔して
出典:大阪人の格言
という言葉がある。
相手が暗い顔をしているの発見して、
「暗い顔をしてどうした?」
と言っただけだと、相手は
「ああ、今自分は確かに暗い気持ちだ。
他の人からも表情でわかるほどなのか。」
と思ってよけいに落ち込むかもしれない。
でも、「地球最後の日」というたとえを使ったことにより、
「そこまでは暗くない」と思ってつっこみたくなる。
「そこまで暗くなるような事では無いぞ」と、
認識を変えることができる。
まあ、ほんとに地球最後の日をむかえている場合は
ユーモラスでもなんでもないけど。
それはそれでシュールで笑えると思う。
たぶん。
どんな本なの?
大阪の一般の方が言った、
格言に聞こえる名言を一冊の本にまとめたもの。です。
こんな人におすすめです
・じわじわと苦しくなるような深刻な状況だ
・深刻な状況の人が近くにいる
・どう伝えたらいいか、どう質問したらいいか、で悩んだことがある
・なんとなくおもろい本を読みたい
・軽めの役に立つ本が読みたい
・物事を気楽に考えたい
占いの真木あかりさんがブログで「半ズボンは何枚履いても半ズボンや」というのを引用されていて、読んだらすっげーおもしろかったんです。
【ご質問にお答えします】なぜ、頑張っているのに報われないのか(木星が巡ってきているいて座さんより) - 占い師・真木あかりのブログ