- 作者:オースン・スコット・カード
- 発売日: 1987/11/01
- メディア: 文庫
名前はずーーーーっと前から知ってたんですよ。
いつかは読むだろうなーと思ってたんです。
んで、ちょっと前に読んだ三体の解説かなにかにこの本のことが書いてあって、
あー、これは読みどきだなーと思ってたんです。
で、読んだらこれがやはり面白い。
おいしそうで気になってたお店にようやく入って料理を食べた時みたいな、
吉祥寺みんみんであさりチャーハンと餃子を初めて食べたときのような
あー、そうそうこういう感じねー的な感動があるような。
少年がね、家を出て、軍隊に入れられて、
人類を滅ぼそうとする謎の宇宙生命体をやっつける戦争の
兵隊になる訓練を受ける話なんですよ。
今までみんなが積み上げて来た方法と違うやり方で大活躍します。
天才的に強い。
年上の先輩たちを次々に打ち破る。
一個の戦略に対策をされても、新たな戦略でまた勝っちゃう。
だんだん対策は厳しくなって、
ルールも捻じ曲げられていって、
敵と戦ってるんだか、自分と戦ってるんだか、
よくわからなくなるくらい追い詰められていきます。
あと、冒頭だけ出てきてあとは出てこないのかな-
と思わせておいて、後でまた出番がある登場人物の出し方がうまい。
こんな本でした
謎の異星生物との戦いを乗り越えた人類、
再度の戦いのためにエリートを育て上げることが課題。
一人の少年が選ばれ、試練を乗り越え、成長していく。
苦戦苦闘を乗り越える主人公を最後に待つものは!?
こんな人に読んで欲しい本でした
・三体読んでこの本が気になった
・宇宙もののSFに飢えている
・とにかくSF読みたい
・少年が孤独に打ち勝って成長する物語が読みたい