なんてうまい作家さんなんでしょう。 伏線→伏線回収を、1章毎に6年ずつさかのぼる、という、最初はなんでそんなことするのー?というスタイルで書きあげている小説あ、そうそう、さいきん朝の番組でSUPER BEAVERというバンドの「主人公」という曲がなれるの…
事務、私、正直ニガテです。だからこそ気を付けてやろうとしている感じ。 スケジュール調整とか、受発注まわりとか。やってますけども、めんどい。で、この本はそんな「めんどい事務」を克服するためのヒントにあふれた本です。 書いてる人は「早稲田大学理…
「〇〇と私」ってタイトルの文章、好きですそしてウイスキーも好きですそんなこともあってか、とても良い読書でした **どんな本でした?ウイスキー蒸留家でニッカウイスキーの創業者でありサントリーのウイスキーの生みの親である竹鶴政孝さんの自伝 英国に…
ちょっとしっかりした内容の本が続いていたので、ご褒美的な読書のためにこれを選んでみました。 metaのSNSのThreadsで誰かが紹介していた本。 どんな本ですか? お酒とお酒に関わる人の短編小説集。5人の著者のアンソロジー。 2021年、コロナ禍の出版なので…
「好きって最強」というのを改めて感じる本です。 ええとね、なんで鳥類学者ってこんなに面白い人がいるんだろうね。 前に読んだ川上和人さんの「鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。」もむちゃくちゃ面白かったんですよ。 鳥類学者だからって、鳥が…
超いい読書だった。 ちょっと重くて人によっては胃もたれしそうだけど、これはおすすめです。 ホモ・サピエンスの歴史と、途中途中の革命的なできごととその裏側の話をまとめて書いてくれている。 キーワードっぽいものを拾っていくと、 ホモサピ以外の人類…
ちょっと前から、「時間とお金の取り合い問題」、と自分の中で名前をつけている問題があるんですよ 私、いまどきの46歳なのでスマホやPCをよく見るんですが、何かしらの広告がいろんなところに出てくるし、いろんなアプリでいわゆるショート動画をつぎつぎに…
Googleのラリー・ペイジやセルゲイ・ブリンのおすすめ本という話を「SF思考」とか「SFプロトタイピング」の著者の宮本道人さんの講演で聞いて読んでみたんですよ そしたらこれがすごかった いろんな意味で 1992年、Windows 3.1がようやく普及し始めた頃の本…
元400mハードル選手の為末大さんの著書です 何冊か出しているうちの一冊で「熟達」にフォーカスしたもの 熟達の段階を遊型観心空の5カテゴリーに分けてお話しされてます ものごとの習熟の話だと「守破離」を思い出すけど、そっちは段階的に進むのに対して、…
いい読書でした。 読書にしても映画にしても面白い人にしても、今いる自分の場所から遠く遠くに飛ばしてくれるような良さがあるよなー、と思います。 ほんとは一歩も歩いてなくても、地続きではない場所にいける。 この本で言うと、皇族、大正天皇のひ孫って…
失敗の科学。 いいタイトルですよね。 好き。 科学とはなにか、といいますと、 一定領域の対象を客観的な方法で系統的に研究する活動。また、その成果の内容。特に自然科学を指すことが多い。 出典:Oxford Languages です。 「失敗」を客観的な方法で系統的…
前に同じ著者のアメリカ海兵隊はなんであんなに強いの?みたいな本を読んで、なんて素晴らしい書き手なんだろう、と思った私です 一つのことへのフォーカス仕方が素晴らしいのと、多角的かつ熱くかつ冷静に語りに語る で、ある人がたまたまこの本を最近おす…
1Q84(BOOK1~3)合本版(新潮文庫)作者:村上春樹新潮社Amazonイイ読書でした。 おもしろかった。 一気にではないけど(文庫で読んだから6冊を順番に、かつ途中に他の本もはさみながら読んでた) さすがのベストセラーですよ。 と言いつつ、Wikip…
「マーケティングの基本」とか「ノヤン先生のマーケティング学」という本があるんですよ。これからマーケティングに携わるお仕事をするとしたら最初に読んでほしいような本。 で、そのあと庭山先生はマーケティングオートメーションの本と、ABM(アカウント…
私、むかし埼玉県深谷市というところに住んでたんですよ。たしかそのころ駅前には「渋沢栄一翁生誕の地」とかの横断幕がかかっていたような。理系の学生だった私はそれを見て「誰?」と思っていたものでした。 その後いろいろなところで名前を見かけて、どう…
たまたま順番に読んだ2冊の本が、それぞれ「日本の地理と食べ物」と「世界の歴史と食べ物」みたいな話だったんですよ。 美食地質学の方は、「私はマグマ学者である」って言う書き出しが印象的。地球ができて46億年、日本列島ができたのが6億年前くらいらしい…
生きているといろんな場面で気になる言葉ってあるじゃないっすか。誰々さんが言ったあの言葉とか、なにかの本に書いてあったこととか、ラジオから流れたあの話とか。 そんなのってすぐに目の前から流れて行ってしまうのだけど、いつもよくよく考えてるひ人は…
実は、これの読書感想文を書く前に、書かないといけない読み切った本がたまっているのですが、先にこの本のことを書きます。それくらい印象的でした。 ぜひ皆さんにも、読んでほしい 面白いから! SF読まない人にも小説読まない人にもぜひ読んでほしい。 SF…
表面化してないけど確かにある社会問題として「誰の何の役にも立ってなくて本人もそう認識してる仕事」っていうのがあるよね、という本でした。対策としてはベーシックインカムによってブルシットジョブを減らせると思うよこれは政策提言とかじゃないんだけ…
コミュニティマーケティングの本で何読む?と言われたら、候補に必ず入るのがこの本です。 料理する人に「料理の四面体」を勧めたり、 投資を始める人に「エンデの遺言」を勧めたり、 マーケティングを始める人に「ノヤン先生のマーケティング学」を勧めたり…
稲田俊輔さんは何店舗もあるスパイス料理店の「エリックサウス」を作った人、というのが最初の認識だったのだけど最近の肩書きは、飲食店プロデューサーになっていることが多い。また、飲食に関する書籍もいろいろ出している。 たぶん、提供する側としても、…
私、ここ数ヶ月で何冊かコミュニティマーケティングやらなにやらの本を読んだんですよ。きっかけは今の会社に転職してからDMS Cubeという HULFTとDataSpiderのユーザーコミュニティの運営に関わるようになったことなのだけど、それはまた別のお話。 仕事でも…
読み終えて人に勧めまくった。良書も良書。良い読書でした。2021年読書ランキングの上位に入っている(記事を書いたのは2022年なんですが、読んだのは2021です)・ニコニコ動画・ピアツーピア通信・3Dプリンター・AI・自動複製・ボカロ・コンビニエンススト…
「自分が読みたいことを書けば、自分が楽しい。」という言葉がですねー。突き刺さりますよねー。幸せってなんだっけ、ですよ。 売れる文章でもなく、人を変える文章でもなく、伝わる文章でもなく、目指すべきは「自分が読みたいことを書いているか」という視…
生命科学的思考 なんにしたって「前提」ってもんがあるじゃないですか。 人は死ぬとか、 水のまないと喉が渇くとか、 寝ないと眠くなるとか。 前提って人間みんなたいして変わらないのに、 人によってそれにずれがあるんですよね。 ルールとはまた別な、それ…
いい出会いって人を変えるよな、と思うんすよね。 価値観が変わるような出来事。 人でも企業でも本でもゲームでも、 建物でも自然でも乗り物でも趣味の何かでもいいんだけど、 ある人がそれと出会ったことによって、 その後の人生変わっちゃうような出会い。…
ああ、もう、あかん。どないしよ。 物が安いから給料安いとか、給料安くて物価も安いとか、どうしたらいいのよ、と思うよね。海外はどっちも上がっている、と。日本は生産性もひっくい、と。 物も安いけど給料安いから優秀な人材は入ってこないし出ていくし…
いい読書でした。著者の野中郁次郎さんは就職→結婚→UCバークレーに留学してMBA取得(この頃奥さんが働いて支える)→いろんな企業の経営など→日本軍研究・米軍研究→本書く→本書くみたいなすごい人。 郁次郎ね、Wikipedia見たら戦争中に疎開先で戦闘機の機銃掃…
私、この6月に転職したんです。で、なんと転職先の会社にはいろいろなジャンルの本が並んだ本棚があって、しかも社内掲示板的なサイトにおすすめの図書紹介のコーナーがあるんです。 図書館大好き人間の私としてはもう、小躍りするほど嬉しい。 項羽と劉邦。…
夏は読書の季節よねー。ということで、自分の中でドリブン本ブームが来ております。とか言いつつ2冊しか読んでないけど。 ええと、DMM.comでございます。そりゃもういろんな事業をやってる会社の裏側のお話。というか、いろんな事業の裏側の思想や、いろん…