- 作者: P・W・シンガー,小林由香利
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2010/07/28
- メディア: 単行本
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最先端の技術は戦争により生まれ、磨かれる。
というのが、昔から繰り返されていることで、
そこで生まれた新技術は他の分野に転用される。
この本は、現代の戦争で何が使われているか、
これからの戦争はどうなるのか、
ということが書かれている本です。
ここに書いてある技術が、どんどん戦地以外に出てくるんだよね。
こんな本でした
だーっと書いておくと、
・無人偵察機が上空を二日間くらい飛び回る
・無人爆撃機がピンポイントでラスボスの家に爆撃
・けが人を運べるデカい自律思考ロボットがある
・人工知能搭載の軍用遠隔操作ロボットが
洞窟の探査や爆発物処理など危険な仕事を行う
・無人潜水艦が何ヶ月も魚雷を抱えて海底に潜む
・操作はプレステのコントローラーで遠隔地から行うか
人工知能が自律行動させる
・これからどうやって使われるか
・現時点ではどんな欠点があるか
・電波妨害のこと
・SFで書かれたことはどんどん実現するよねー
・複雑なものって、最悪のタイミングで壊れるよね
・ロボット兵士がベストかというと、そうでもないよねー
というようなことが書いてある。
仕事がなくなる未来の話
「人工知能や技術の発達で、今ある仕事のホニャララパーセントがなくなる」
みたいな記事をたまに見かけるけど、
そんなもん今までも技術革新やパラダイムシフトの度に繰り返されてきたことなんじゃないの?
とも思う。
昔は田植えも稲刈りも人が手でやってたし、
橋がなければ船頭が船で運んだし、
車がなければ馬の世話をする仕事が今よりもっとあったはず。
なんとかなる。