ITや「情報」の持つ意味が凄まじいスピードで変わる昨今、
今までと同じ本の読み方してちゃだめでしょー。
という本です。
レバレッジ・リーディングという、
2006年に出た読書法の良書があるんだけども、
その著者が2016年に書いた本。
10年間でいろいろバージョンアップしてます。
「読書法」の本というよりも、
「情報収集と情報シェアを効率的にする本」って感じだなー。
ほら、ニュースサイトで見かけた情報をシェアして、
コメントからなにか新しい気付きがあったり、ってことがあるじゃないですか。
本に限らず。
前回が「リーディング2.0」で、今度は3.0だよ、と。
2.1でも2.999でも2.0Sでもなく、
メジャーバージョンアップで3.0です。
スマホ性能とかブロードバンドの進化とかが作用してる。
どんな本ですか?
「本を読む」というのはもはや個人的な行動じゃなくて、
パブリックな行動にしちゃったほうが情報収集の面でもいいぜ!
もちろんデジタル力をバリバリに発揮しようぜ!
という内容です。超ざっくり書くと。
(実際の文章はこんなにウザいキャラじゃないので、その点はご安心を)
ポイントとして取り上げてるのが
・効率的なインプット
・ストックと整理を同時に
・整理しないでサーチする
・シェアする
・フィードバックをもらう
という、まあ後半ほぼSNSの話?という内容です。
とても納得できる内容。
私も読書仲間がほしいっす。
人のおすすめしか読まん!と言いつつ、
一方的にフォローしてる人の本とか読んでるから、
フィードバック的なことはないのよね。
っつーかもうすべての行動を
「プライベートに行うか、パブリックに行うか」
という世の中になってきてるんだよね。
食事、旅行、遊び、趣味、仕事。
なんでも「公開制限」をかけて過ごしているような感じ。
世界中が公私混同。
少し前に「シェフ」っていう、
三ツ星シェフがtwitterで炎上してクビになって
フードトラックを開店してtwitterやらvineで話題になって大繁盛!みたいな映画があったけど、
冗談みたいに感じてたけど、あれもう冗談でもなんでもないわ。
あ、話が飛びましたが、
「これからの読書」「これからの情報収集」「これからの情報拡散と仲間づくり」
みたいなテーマが気になる人にはおすすめしたい本です。