うさみ本棚

うさみの本棚です。おすすめされた本を読みますので、おすすめ教えてください!

マーク・ジェフリーさんの「データ・ドリブン・マーケティング」を読んで。

データ・ドリブン・マーケティング―――最低限知っておくべき15の指標

もうね。
表紙めくったとこでだいたいこの本の価値の3分の1くらいあることが書いてあるんですよ。



1.ブランド認知率
2.試乗(お試し)
3.解約(離反)率
4.顧客満足度(CSAT:Customer Satisfaction)
5.オファー応諾率
6.利益
7.正味現在価値(NPV:Net Present Value
8.内部収益率(IRR:Internal Rate Return)
9.投資回収機関
10.顧客生涯価値(CLTV:Customer Lifetime Value
11.クリック単価(CPC:Cost per Click)
12.トランザクションコンバージョン率(TCR:Transaction Conversion Rate)
13.広告費用対効果(ROAS:Return on Ad Dollars Spent)
14.直帰率
15.口コミ増幅係数(WOM:Word of Mouth、ソーシャルメディアリーチ)


いやはや、息切れするほど書いたわ。


どんな本ですか?


んで、この一つずつを事例を入れつつまとめた本です。
事例はBtoCが多いけど、BtoBのもあるよ。
あと、サントリーとか日本企業の事例もあるのが理解が進んでありがたい。


STP(Segmentation, Tageting, Positioning)がマーケティングの基本のキだと思うんです。
庭山一郎さん信者の私としては。
んで、この本の定義ではそのあとにデータドリブン・マーケティング→信頼関係の構築→成果のトラッキング
と進んでいく。


各指標を改善していくうえで課題になりがちなことや、
その解決策なんかも具体的に書いてあるのが良い。
「データ不足とパートナーとのデータ共有」の話とか。


指標それぞれについては、
超シンプルなものもあれば複雑なものもある。
わからないものは分かる人に聞くか、必要なければ無視!
(必要な人はちゃんと勉強してね、の、意)


ちなみに、私が前に日記に書いた
サブスクリプションビジネスの予実管理と指標を学びにフィードフォースさんちの「第9回 火星の学校」に行ってきた話。 - うさみ日記
とも連携するような話ですわね。
これ。
かぶる部分もかぶらない部分もあり。


あ、最後の方で「大企業と中小企業のマーケティング予算のモデル」みたいなものも書いてあるのがフーンって感じでしたわ。私。


こんな人に読んでほしい本でした

 

・これからまさにデータ駆動な事業をやったるで!という経営者
・これからまさにデータ駆動な事業をやるで!といわれた人
・これからまさにデータ駆動な事業をやるんやで!といわれたデータサイエンティスト
・データ駆動な事業をやるで!と言われてないけど、なんかこの辺抑えといたほうがいいのかなー、と思ってる人


関係ないけど、今外めっちゃゲリラ豪雨雷雨。
はてさて、いつやむことやら。
天気予報が進化しても、雨が降る、やむ、は完璧には予測できませんわなー。
あ、事業の話じゃないよ、天気の話、天気の話。