うさみ本棚

うさみの本棚です。おすすめされた本を読みますので、おすすめ教えてください!

ファブリツィオ・グラッセッリさんの「ねじ曲げられたイタリア料理」を読んで

ねじ曲げられた「イタリア料理」 (光文社新書)

建築家でもあり文化人でありとにかくいろいろ詳しいイタリア出身日本在住のおじさんが、イタリア料理は


**どんな本ですか?
日本に建築家としてやってきたファブリツィオ・グラッセッリさん、その後日本に定住
イタリアの食文化についてとにかく掘り下げる本


ご自身も料理をされる方で、いろいろな料理のちょっとしたレシピが載ってたり、エスプレッソの作り方とかも載せてくれている
「僕のエスプレッソがうまいのは、多分僕がイタリア人だからーーというのは冗談で(中略)目の前にいるお客さんをいかにすれば喜ばせることができるかを、第一に考えているからだと思う。」
みたいな書き方もされていて「うわおじさんっぽーい」と嬉しくなる


ピッツァ・マルゲリータが初めて作られたのは1889年なの、意外と最近でしょ?とか
トマトがイタリアで食べられ始めたのは18世紀だよ?とか


僕のおじいさんは昔ながらの北イタリアの男でトマトソースのスパゲッティは決して食べなかった、みたいな話も、おお、そういう感じなのね、と思うよね
南イタリアがトマトで北はバターとチーズとかって話があるのは、「とれるとれない」じゃなくて文化の違いかー、とか


あとね、このおじさん過去のレシピ本とか料理についてむちゃくちゃ詳しく調べていて、「初めてトマト料理が載ったイタリア料理のレシピ本」とか、トマトの水煮缶誕生の歴史とかも詳しく書いてあるのも面白い


自分の国の食文化とか、こんなに詳しく語れないよね
ここまでじゃなくても、自国の文化についてもうちょい学んで話せるようになっておきたいなー、と思った

 

あ、ちなみにどのへんが「ねじ曲げられた」なのかというと、昔はトマトない、ピザの切り売りなんてつい最近、ピザのメニューはけっこうアメリカからの逆輸入、みたいな話

読むと、へー、と思いますね

 


**こんな人に読んで欲しい本でした
・イタリア料理を食べるのが好き
・イタリアの食文化や歴史が気になる
・西洋料理とトマトの歴史が気になる