わたしは4年と少し前に転職して、セゾンテクノロジー(当日はセゾン情報システムズ)という会社の社員になったんですね
セゾン?クレディカードのクレディセゾンの?西武グループとかが関係あるの?フーン。くらいに最初は思っていた
西友もファミマも無印も元はそうなのよね、とか
ただ、それがどういう流れでそうなったのか全然知らないな、と思ったので、本を読んでみた
どんな本でした?
そんな堤清二さんと周りのもろもろや起きたことを書き留めた本です
主に1950年代から2000年代くらいのことを書いてある
王国の攻防記みたい
実業家の父から、西武鉄道本体ではなく西武百貨店を任されて、百貨店に海外ブランドを入れまくって事業を盛り上げ、てるかと思えば詩集や小説をヒットさせたりもする
無印良品、パルコ、ロフト、吉野家、ファミリーマート、セゾンカード、J-WAVEなどなどを事業展開
インターコンチネンタルホテルズの買収とかもまあ、とにかく幅広い
で、バブル崩壊後にグループは解体されていく
なんだか、粋なんですよ
カウンターカルチャー的な、パンクス的な動きをするんですよ
だって百貨店を海外ブランドで盛り上げたかと思えば、その後脱ブランドの「無印良品」を世に生み出したりもするって
パンクミュージックじゃなくて精神性としてのパンクを感じませんか?
一見荒唐無稽に見えるけど、夢や信念みたいな軸の部分があって、それに基づいてるんですよね
んで、そんな人だからまわりにもイイ人材が集まる、たぶん社員登用の目もすばらしかったんじゃないかしら
強めの戦国武将みたいな、ユニークかつ強い人材が次々出て来て戦国絵巻状態なんですよ
幕末&明治ものにはまっちゃった人が「渋沢家三代」とか「岩崎弥太郎と三菱四代」を読む感じでした
たいへん楽しい読書でありました
こんな人に読んでほしい本でした
・事業ってなんだ?と思う人
・カウンターカルチャーとかイノベ―ションに興味がある人
・セゾングループってなに?という人
・堤清二さん、名前は聞いたことあるけど何した人?という人
