ネグレクト、障がい、DV、少年院、殺人事件、密告、復讐
みたいな重いテーマの小説です
そのくせ読後感がいい
なんというか、失われたものが多いけど、救いがあるような話なんですよ
著者が現役弁護士さんなんです
何かのラジオで聞いて、読んでみたら面白かった
弁護士もやりつつこんな小説書いてるのすごい
法廷のシーンとかリアルなんだろうなー
**どんな本ですか?
少年院で出会った6人の少年がその後世に出て、それぞれバラバラに暮らす
そのうちの1人が殺人事件の被害者になる
被害者の遺族による加害者への復讐
1人のライターが彼らや周辺へのインタビューを重ねるうちに
隠されていた事実が見えてくる
というミステリ小説です
冒頭にも書いたけど、ネグレクト、障がい、DV、少年院、殺人事件、密告、復讐みたいな重〜い話がいろいろ出てくるんですよ
でも、それらはおおよそ過去の話で、6人は大人になってそれぞれに暮らしている
少年院に入っても根っこが全然変わらない人もいれば、本当に罪を反省する人もいる
罪を犯した6人は、それぞれに人間らしい面があったり、家族がいたりそれぞれの思いがあったり、というのが見えてくる
犯した罪が呪いのように影を広げていく
最後に救いはあるのか
みたいな話でした
**こんな人に読んで欲しい本でした
・おもしろいミステリを読みたい
・スッと読める長編を読みたい
・少年心理、少年犯罪に興味がある
