いい本だった
コンセプトとは何か
サービスとは何か
みたいなことを考えるいい機会になりました
**どんな本ですかね
例えば、航空機製造者が大事にすべき「カスタマー」は航空事業者でなく旅客 って、当たり前のことのように思えるんですが、「航空事業者」に向けて航空機が作られてたんですって
今もその傾向が残ってるかもしれないけど 利益が出るように多くの人を運べるように機内をデザインするか、快適な空の旅を楽しんでもらえるように機内をデザインするか、って、まったく別のスタートですよね
これ、自分の仕事のお客さんは誰なのか、みたいな良い問いをもらえるエピソードでした
「自分は誰からお金をもらって暮らしているか」
会社?顧客?企業?顧客が提供するサービスのお客様? なにも考えてないと、無駄な仕事をすることになっちゃうんですよね
この本にはそんな、根底から見直した事例が多く出てくるのが良いんですよ
一見非効率な判断をしているように見えて、他社との差別化ができていく
その変化の起点も、「天才経営者がトップダウンで」ではなくて、現場で働いている人に聞きまくったり自分で体験したりしながら見出していく
その根っこになるコンセプトはセグメントの大胆な絞り込みだったり、マーケティング的にものすごく理にかなってる
なんとなく読んでいて、翻訳が堤 猶二なことに読み終わってから気づいた
プリンスホテルとかインターコンチとかの社長だった方ですね
堤康次郎の子、堤清二の弟
すごい一族だなー
**こんな人に読んで欲しい本でした
・サービスに関わる仕事をしている人
・航空業界あるいは運輸業の人
・マーケティングが好き人
・接客って奥が深くて面白い仕事だと思う人
