「まんがのノベライズ?」と思うほど
世界を股にかけ、アクティブで、ドラマチックで、力強くて、事実は小説よりも奇なりを地でいく自伝。
天才ピアノ少年がラグビーで怪我、挫折、指揮者への道、ヨーロッパへの貨物船での船旅、ギターを背負ってもらったバイクでパリへ、運良く有名な指揮者のコンペに出場、苦戦、優勝。
苦しい場面で救ってくれる仲間や先輩たち、再会、挫折、スキー場で宴、復活、無双
その後は世界中で大活躍。
貨物船で旅立った若者が世界屈指の指揮者になって飛行機で帰国。
みたいなストーリーが、本人の生々しくイキイキした文章で綴られる。
破天荒に見えてひとつひとつ狙ったことを実現していく。孤独を感じる弱さもあるけど、そこを乗り越えていく。
超おもしろい。
しかもこれ今の話じゃなくて、貨物船でフランスに渡ったのが1959年とかだよ。
おおよそ70年前。
今まさに停滞感を持ってる人とか、勢いをつけて立ち上がりたい人に読んで欲しい本。
