うさみ本棚

うさみの本棚です。おすすめされた本を読みますので、おすすめ教えてください!

「シリコンバレー式自分を変える最強の食事」を読んで。読書感想文。

シリコンバレー式 自分を変える最強の食事
常識は疑ってかかんないといけないよなー、って、言うじゃない?
これほんと。
常識までいかないような迷信レベルのことでも
「なんとかかんとかである!」って偉そうに言われたら信じちゃうんですよ。


んで、勝手に信じたのは自分のくせに
「なんだよ~騙されたよー」みたいなことを思ったりする。


んで、この本を書いた人は
「ダイエットしよう」と思って、
片っ端からダイエット方法を試したけど、
どれもイマイチで、だったら自分でやってやれ!とばかりに
新たなダイエット法を編み出しちゃった。みたいな人。


あるいは「完全無欠コーヒー」というものものしい日本語訳をされた、
Bulletproof Coffeeを考えた人。
Bulletproofって防弾のことだよね。

どんな本なの?

自称究極のダイエット本です。
そして、ただ痩せるんじゃなくて
頭がスッキリハッキリするおまけ付き。
いままで味わったことのない感覚を味わえるそうですよ。


バイオハッカーが自分を実験台にして、お金と時間をつぎ込んで、痩せた!
という記録と、その終着点にあったダイエット法とは!?みたいな本です。


「可能な限りカビが少ないものを食べる」とか
「本当にバランスを考えて食べる。」とか
「買い物かごが緑色になるくらい野菜を食べる」
みたいなことが書いてある。


炭水化物も減らすけど、絶ちはしない。
グラスフェッドのバターや肉といった上質な食材を使って、
朝に覚醒と満腹感を得るためにバターを撹拌したコーヒーを飲む。


これはね、確実に効くし、
ちゃんとやれれば、
満腹感が保てて成功率も高いと思う。
そこそこお金もかかるし、
あくまでも「ちゃんとやれば」だけども。


ダイエット本としてよくできてるのと、
あと、「ゴールにたどり着くプロセスの教科書」みたいな本なんだね。
そここそ見習うべきだと思う。
これは痩せてる人が読んでも面白い本。

こんな人に読んでほしい本でした

・体重が100kgを超えている人
・医者に体質改善しないといけないと言われた人
・痩せたいが苦しいのは嫌だ人
・体質で悩みがあって、解決したい人
・なにかしらお悩みがあって、どのようにアプローチすればいいか悩んでいる人
・科学的アプローチを伴う痛快な話が読みたい人
・ダイエット法を片っ端から試してるバイオハッカー

「まんがで変わる! 仕事は楽しいかね?」を読んで。読書感想文。

まんがで変わる! 仕事は楽しいかね? (きこ書房)


100円のコーラを1000円で売る方法に続き、
まんがでビジネス書を読むやつ。
さらーっと読めます。
原書は読んでません。


仕事は楽しいかね?
と言われると、そこそこ楽しいんじゃないかな。
時によって100楽しいのときもあれば5,000楽しいの時もあるかなー。
もちろん10楽しいのときもある。


ということは「昨日よりも楽しくない日」というのもあるんだよね。
だって仕事って最高に盛り上がることもあれば、
凪いだ海のように静かなこともあるもの。

どんな本なの?

仕事は楽しいかね?
って聞かれたらなんて答える?


この本はそんな質問を投げられた主人公が、
・目標を持つこと
・計画をたてること
・工夫をして新しいことを試して充実感を得ること
を経験していくようなお話です。


仕事に限らず楽しいか楽しくないかの境目は
自分が前に進もうとすることなんだろうなー、
と思うんです。
人にやらされるよりも、自分で考えてやったほうが楽しい。


この「自分ごと」みたいな話って、
気をつけたいことの一つだなー、と思う。


仕事をやるにしろ、
趣味にしろなんにしろ、
自分でやるのと他人にやらされるのでは
面白さが違う。


今すぐ企業しろ!とかの話ではなくて、
なんというか部品部品で
「これは自分ごと」と決めて
それを工夫して改善していく。


すると、いい結果が出たときに楽しくなるし、
結果が出ない場合はなぜ出ないのか判断して
工夫するようになる。
そして、そのほうが楽しい。


例えば家でごはん作るだけでも、
ただお腹いっぱいになろうとするのと、
昨日よりもおいしいものを作ろうとするのは、
まったく別な行為なんだよね。

こんな人に読んでほしい本でした

・シゴトツマンネ、という人
・そもそも仕事が楽しいか考えたことがない人
・そもそもなにかをしていて「楽しい」と感じたことがない人
・これから仕事を始めるが、どんな姿勢でいればいいか不安な人
・これから仕事を始める人に、なにかアドバイスをしたい人


ちなみに、"amazon prime"のprime readingっていう、
決められた書籍を無料で読めるサービスがあって、
それで読みました。
ありがたや。

カズオ・イシグロの「わたしたちが孤児だったころ」を読んで。読書感想文。

わたしたちが孤児だったころ (ハヤカワepi文庫)

この本の感想文を、なぜかとっくに書いたつもりになっていた。
実際は、書いてなかった。
なので改めて書きます。


一人称。
ぜんぶ一人称なんですよ。
主人公の思い込みがあったとしたら、
その思い込みをそのまま書いてある。


後の「忘れられた巨人」につながるような、
記憶がテーマにある物語。


フィクション小説家って、
神のような視点で物事を把握して書いてるはずなのに、
思い込みを思い込みのまま書くって、
なんというかこう、三次元的?四次元的な空間認知能力が
求められることだよなー、と思うよね。


普通に読んでも面白いけど、
途中のパートでは、
「この事実として書かれてることは、
 主人公の思い込みじゃないの?」
と思いながらも読むことができる小説。


特に過去については、
「よく覚えていないが」
みたいな記述が時々出てくる。


そして終盤に叩きつけるように明かされる事実事実事実。
思い込みではない事実。
眼の前で明らかにされる事実。
超残酷。すべての前提が覆されるような残酷さ。


麻薬、戦争、それらに関わる金、それにまとわりつく人々、虚栄、見栄、
といった怖い怖いことを直視せざるを得ない状況に陥ります。
よくそんなの思いつくな―、というエゲツなさ。


でも、苦しい悲しい記憶のあと、
終盤に救われる言葉があって、
そこが好きです。
途中で苦しくなってもそこまで読んでほしい。

こんな本でした。

主人公は上海に暮らすイギリス人の少年だった、
まだ小さいころに父が、続いて母が居なくなって孤児になった。
その後イギリスに戻り、
寮生の学校に入って大人になる。


それから探偵になり、
数々の事件を解決し名声も得る。
気になる女性ができたりする。
結婚はしないが養子をもらう。


んで、そのあと上海に戻るんだけど、
社交界のめんどくさい人に巻き込まれたり
そこで国同士の戦争に巻き込まれたり
イギリス時代に気になってた女性に巻き込まれたり
子供のころ親友だった日本人に巻き込まれたりしながら、
徐々に目標と真実にたどり着く、というお話。


真実が幸福なものとは限らないんだけどね。

こんな人におすすめしたい本でした

カズオ・イシグロ好きだけど、これはまだ読んでない人
・いつか自分で小説やお話を書いてみたい人
・人の記憶っておもしろいよなーって思う人
・人の思い込みって不思議だよなーって思う人

船戸与一 さんの虹の谷の5月を読んで、読書感想文

[まとめ買い] 虹の谷の五月(集英社文庫)

良い読書でした。


背景の作り込みがうまい。
湿気や温度の描写がうまい。
まんがで言うなら劇画。
読んでると手が黒くなりそうな劇画。


登場人物の名前をフルネームで出す回数がここまで多い小説って
珍しいんじゃないだろうか。
そこまでやらなくても、と言うくらいフルネームが出てくる。
ふつうファーストネームかラストネームだけでいいじゃないですか、でもこのフルネーム連発は意図的にやってるように感じる。


フィリピンのセブ島の田舎町が舞台なんだけども、ヨーロッパっぽい名前の人もラテンっぽい名前の人も日本人っぽい名前の人も出てくる。
でも、ファーストネームだけがそんなんで、下の名前はフィリピンっぽい名前。
ほとんどがフィリピンで生まれ育ったフィリピン人。
というかガルソボンガ地区人。


なんというか、ほぼ一民族かつ一地域の話なのにやけに国際的に感じるんです。
世界中のお困りが姿形を変えてつぎつぎどんどん起きる。


ラモンとトシオとリベルタとガブリエル。
ホセとメグとレオンとセーラ。
登場人物のファーストネームを並べただけで、ぐちゃぐちゃ感あるでしょ?
このぐちゃぐちゃがね、舞台の混沌を表してるんですよ。
んでそのぐちゃぐちゃの上でぐちゃぐちゃな犯罪やらなにやらが起きる。


「田舎町」なんて言うと平和そうだけど、全然平和じゃない。
山にゲリラの残党が住んでて時々ゆすりに来たり、
町外れには銃の密造で暮らしてる人もいるし、
警察をはじめ公的機関も軒並み悪人揃いだし。


特攻野郎Aチームくらいはっきりした悪人と善人の対比。
違うのは悪人だけが負けるような理不尽がないとこ。
悪も善もないっすわ。教会は出てくるけど神も仏もないよ。

どんな本なの?

フィリピン、セブ島の田舎町に暮らす日本人の父とフィリピン人の母の間に生まれた少年のお話。
少年は祖父と2人で暮らしている。
13歳の5月、14歳の5月、15歳の5月の話。
毎年いろいろな事件が起きる。
成長というのは強くなることなのか鈍くなることなのか。


主な舞台は田舎町とその近くの山と谷。
あと、近くの都会と遠くの大都会。
冒険活劇と言うには血生臭く、アクション小説と言うには主人公がこども過ぎる。
でも、ものすごく密度が濃いから、あっという間に別人みたいに変わっていく。


なんか濃いの読んじゃったなー、濃いの読んじゃったぞー。

こんな人に読んでほしい本でした

・「ゲリラの残党」と言われるとちょっと見てみたい人
・「闘鶏」と言われるとちょっと見てみたい人
・「虹の谷」という言葉で谷に美しい虹がかかってるのをイメージした人
・少年が成長する物語と言われるとちょっと見てみたい人
・派手なドンパチのある劇画好きな人
・ピストルよりライフルより自動小銃が好きな人


ここから下は完全に余談ですが、
私、人と話すときに知り合いとか友達の話になるとその知り合いや友達の名前をよく出すんです。
「谷本さんという人がいて千葉県の船橋に住んでるんですけど」みたいな。
マギー司郎か、っていう。
でもこれをするとしないとで、相手にイメージしやすいかどうかがかわってくると思うんだよねー。
なによりおもろいし。

森博嗣さんの、「彼女は一人で歩くのか? Does She Walk Alone?」を読んで。読書感想文

彼女は一人で歩くのか? Does She Walk Alone? (講談社タイガ)

ぐわー
2連発でSFを読んでしまいました。
なんていうか、ラーメン2連発くらい個人的には罪悪感までいかない得も言われぬ行為なんですよ。
SF2連発読書。


っていうかね、SFっていう言葉で一括りにするのがそもそもアレだと思うんですよ。
ほら、「歴史もの」っていってもさ、
アクションもあればサスペンスもあれば恋愛ものだってあるわけじゃない。
それと同じように、SFにだってSFアクションもSFサスペンスもSFミステリもSFラブロマンスだって
あるわけじゃないですか?


だから時々2連発したって私は後ろめたい思いをしなくてもいいんだと思うんです。
ほら、冷やし中華食べた翌日に塩ラーメン食べたっていいじゃない。
夏はやっぱり塩だよなって、澄んだ魚介のスープだよって。
干し帆立貝柱を使ったスープですよって。


あ、関係ないけどこの前幸楽苑に行って塩ラーメン食べたんだけど、
おいしいねーあれ。
あの麺はかんすいだけであのプリプリなの?しかものびにくい。
冷凍うどんみたいにキャッサバのでんぷんとか使ってるのかしら。


いやでも考えてみるとマルちゃん正麺のコストパフォーマンスたるやものすごいよね。
298円で5袋入ってるって、よくそのへんのラーメン屋さんつぶれないよなー、と思う。
そうそう家ラーメンといえば今度低温調理でチャーシュー作ってみようかなーと思ってるんです。
グラム100円前後のを600グラムくらいのかたまり探して
60℃2~3時間くらいで、って思うと1枚20グラムのチャーシュー作っても30枚じゃないっすか。
あとはメンマかー、安く大量の味付けメンマを作って小分け冷凍かなー。


だいぶ話がそれました。


いやね、
誰が後ろめたい思いをさせてるのかって言うと、
勝手にマイルールを作って勝手に守ってる自分なわけですけども。


でも職場のデスクに置いてある「MBA定量分析と意思決定」とかさー、
ペラっと開くとなんか興味深いページもあるから見てもいいのにさー。
って自分の中の自分が言うんですよ。
でも物理的にも心理的にも重いじゃないっすか。


あ、一度それた話を戻せてませんでした。


彼女は一人で歩くのか?の話ですよね。
超ドライで、クールなSFです。
血が通ってるんだけど、はたしてそれは本物の血なの?
と問いかけられるような。

どんな本なの?

ドライでクールって書いたけど、
Matrixとかみたいな暗い重い感じのドライでクールな感じではなくて、
ドライかつほのぼのしてるのに、
突然瞬間的にアクションシーンになったりする(でも一瞬で終わる)


この「ほのぼの感」はセリフ回しにも
登場人物の緊張感のなさにも現れてるんだけど、
前提として「ほとんど死なないくらい寿命が伸びちゃってる世界」
だから、というのが理由の一つにあるよね。


「お金持ちになったら何したい?」って、ワクワクする質問で好きなんだけど、
「不老不死になったら何したい?」って、ビミョーに答えに困るよね。


あと、
「てめえらの血は何色だー!!」
という超有名な近未来世紀末SF拳法アクションまんがのセリフがありますけども、
いやそれって赤けりゃ人間ってことにしていいの?
って質問されてるようなストーリーなんですよ。
血は赤いけど、人間かどうかはまた別の話。


人間と人間っぽいものを分けると言われる
不気味の谷」のはるか向こう側。
偽物が本物に近づいたら、それは本物と言えるんじゃないの?
っていう軸があるお話。


生身の体と魂と。
SFは進み続けるとスピリチュアルに近づくのね。

こんな人に読んでほしい本でした。

・不老不死にあこがれている
・最近不老不死になったが、ヒマだ
・最近不老不死になったが、将来ヒマそうで不安だ
・あれ?おれもしかしてクローンじゃない?と思うことがある
・あれ?おれもしかして人造人間じゃない?と思うことがある
・普通に楽しいSFが読みたい
アンドロイドは電気羊の夢を見るか?が好き
・魂ってなんなの?と思う


ちなみに、harunaさんの
booksformams.hatenablog.com
の記事で知った本でした。
やはり人がおすすめしてる本を読むのは楽しいですね~。

星を継ぐものを読んで。読書感想文。

星を継ぐもの (創元SF文庫)
SFですよSF。
シブ知なSF。?
シブくて知的。インパクトもバカ要素もほとんど無い。最高。ドライ。確かな満足。


何と言ってもテーマがド派手で描写が地味。
「月で死体が見つかった。
 人類がまだ生まれていないはずの5万年前の人間の死体が。」
いやいやいや、矛盾しとるやないかい。
生まれる5万年前に死んだんかいズイブン生き急いどんな~。
というところからお話が始まる。


1977年初版だからね(日本語版は1980年)。
博士達は会議室でも人の部屋でもタバコをプカプカすいまくったりする。
まさかこんなにタバコを吸える場所が減るとはおもわなかったんだろうなぁ。
70年代ってそういう感じだったろうね。


超重要人物がとっくに(5万年前に)死んでるという、
2時間サスペンスかのような超展開。
このお話の骨格の発想と、 血肉にあたるキャラクター作りのうまさや、
細かい描写の技で、ずんずん続きが読みたくなります。

こんな本です。

うわついた部分が4%くらいしかない、
ハードめSF小説です。


光線銃もどこでもドアもないまま、
ヒロインらしいヒロインもおらず、
登場人物は研究者のおっさんばっかり。
しかも長いことシーンは研究室とか会議室ばっかり。最高。
裁判モノの映画みたいにセリフが多い。


この本に書かれているのは、
・自動運転
・空飛ぶ車
・AI
・まだ無い推進機関
みたいな、当時ではイメージしかなかったような技術が多い。
妄想力すばらしい。


裏テーマとして、
・協力と対立
・思い込み
・組織と個人
・知識と知恵
・進化論
みたいなことも気にしつつ読むと、
ちょっとおもしろいと思う。

こんな人に読んでほしい本でした。

・SF好き
・宇宙モノ好き
・異星人モノ好き
・「火星に液体の水が」というニュースにワクワクした
・溶けた氷の中に恐竜がいたら玉乗り仕込みたい
・夏休みの課題図書にシリーズ全5巻くらいのSFを探している
・出身地が月
・出身地が木星
・出身地がガニメデ


ちなみに読むの二度目。でもおもしろかったわー。

鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。を読んで、読書感想文。

鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。
良書でありました。


鳥類学者無謀にも恐竜を語るを読んで。読書感想文。 - うさみ本棚
という、無謀な本を以前読んでいて、そこから今度は鳥類学者当たり前ながら鳥類を語る、とも言うべきこの
「鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。」を読みました。

ネタバレになっちゃうかなー、
これ言うとネタバレになっちゃうのかなー、
でも言っときたいな、うん。
「好きだと思うなよ。」と書いてますが、
この人、鳥が大好きなんだと思います。


なんていうか、
「この人って、仕事から給料以上のものをもらってる」
と思う人がたくさんいるんです。


例えばウチの妻は元保育士ですが、
働いていること自体がご褒美みたいな、
いわゆる天職を見つけちゃった人でした。
20歳を超えた元教え子(教えてた当時は3~5歳くらい)に誘われて飲みに行くとか、
超かっけーと思う。


あと、SEさんとかITエンジニアさん界隈でも、
仕事(の中の一部だね)が好きで好きで仕方ない、
気になって気になって仕方ない。
みたいな人っているんですよ。


好きな人がその対象について語り倒しているのを聞くのは楽しい。
と、私は以前から思っています。
愛にあふれたブログが好きだ。愛にあふれた人が好きだ。と言う話。 - うさみ日記
↑このへんの記事にも以前書きました。


んで、この川上さんなんですが、
大学に入って自然探索サークルに入って大学院に入って研究機関に誘われて大学に誘われて
あれよあれよと鳥類学者としての仕事が始まって、
気づいたら絶海の孤島行きの船に乗っている、という人生だそうです。
すげい。


あ、絶海の孤島に行くのは、
手付かずの生態系があるから、
という理由ですからね。
事件性があるものではないですよ。


接岸できる浜がないから船から泳いで上陸して、
崖登ったりすんの。
初期のHUNTER✕HUNTERみたいじゃない?

どんな本なの?

鳥類の研究者が研究対象の鳥と自分の研究スタイルについて、
ネタを織り交ぜつつおもしろおかしく語る、という本です。


・鳥の死体をいろいろ調べる話
・絶海の孤島で死にそうになる話
・在来種と外来種の話
・渡り鳥の生態
・死んだように動かなくなる鳥の話
・鳥のフンには大も小も混ざってる話
・絶海の孤島にどうやって上陸するかの話
・絶海の孤島の鳥たちの暮らしの話
・調査現場の孤島がマグマに飲み込まれた話
などなどのテーマがあって、
ふつうに書いたらちょっとおもしろいかなー、
くらいのテーマですが、この本には
ユーモアというか、ネタがふんだんに盛り込まれております。


例えば、
・1Q73
・陽気なネズミが世界を回す
冒険者たち、冒険しすぎ、ガンバりすぎ
ダイナソーインブルー
っていう見出しや
・バルタン星人やM78星雲人の標本を多数収集
・みなさんのおかげです
・「このジョルノ・ジョバァーナには夢がある!」
みたいな文章がたぶん5ページに一回くらいのペースで出てくる。


ほら、お友達になりたいランキング高めでしょ?

こんな人に読んでほしい本でした

・鳥類および鳥類学者に興味がある
・鳥類学者と付き合っている
・鳥類学者に付き合ってくれと言われた
・鳥類学者になろうか悩んでいる
・鳥類が大好き
・絶海の孤島が大好き
・鳥貴族
・小ネタ満載の本が読みたい、正直テーマはなんでもいい