運よりも実力よりも「勘違いさせる力」が大事で、
周りに勘違いさせれば実力は後からついてくるし、
運の発動にも周りの勘違いがあるかどうかで変わるよね。
という話が書いてあります。
認知バイアス。
ハロー効果。
を、最大限活かして幸せに暮らそうぜ。
という話が書いてある本です。
見た目だったり、お墨付きだったり、
なにかで一度高評価を得てそれを認められると、
その人の他の点がより高いレベルだと判断されるよ。
という話。
また、その「なにかで高評価」が異なるジャンルで突き抜けてると、
それぞれの掛け算をしたみたいに、
その人は「できる人」というイメージを持たれて、
新しく取り組むべきなにかが提示されるよ。
それによって実力も後からついてくるよ、と。
勘違いなんてしないよ!実績と実力だけ見てるよ!
ということは絶対にありえなくて、
かならずバイアスかかっちゃう。
だから勘違いされたほうが得。
見た目のいい政治家と悪い政治家なら、
見た目がいい政治家が選ばれやすい世の中だぜ、と。
「おれは/私は実力で勝負する!」と言う人も、
こういうのがあることを知っておくべき。
実力で勝負するって言ってる本人も、
認知バイアスによって高く評価されたり、
低く評価されたりしてるわけだから。
誰しもこれを意識する/しないを問わず使ってる。
と言う話を教えてくれる本です。
こんな本でした。
著名ブロガーでtwitterでも見かけるふろむださん。
過去に起業したり上場させたり、
いろんな会社の手助けをしている。
そんな人が人生を語る上で大事なのが「認知バイアス」=「勘違いさせる方法」を知ることだ、と説く本です。
自然な成長と、「こいつはできる」と思われてる人の成長では、
後者の「こいつはできる」と思われてる人の成長のほうがはやいよ。
という話が書いてある。
知ってる人には当たり前、知らなくて理解できない人には駄本。
そして、ちょうどいいタイミングで当たった人には良書なので、
amazonのレビューが5と1で両極端な感じです。
こんな人に読んでほしい本でした
・認知バイアスとかハロー効果とかに興味がある
・人より速く効率的に成長したい
・成長する人に負けたくはない
・他人がインチキしてるならその手の内を知りたい
・自分がされている評価の中身が知りたい
認知のゆがみって言葉に興味を持って、
ほうぼう見てて知った本でした。
私たちの判断を鈍らせる「認知のゆがみ」40選 | パレオな男
とか、良記事です。
どうでもいいけど、
「ハロー効果」っていう言葉は
「ヘイロー効果」ってみんなで言い直したほうがいいと思うんだよな。
そうするとちゃんとBeyonceのHaloが頭の中でかかるし
なにかで認知バイアスという言葉とその中身を知って、
はー、おもしろいなー、と思って、関わりありそうな本を読んでみました。
これは良い本。