読書感想文
「それだけで満たされているもの、こと。」 という言葉を以前読んで、 すとーんというかズドーン!と腑に落ちた私です。 ズドーン!と。あるいはバスーン!と。それかドギュゥーン!と。 これは、雑誌の&premiumの2016年夏くらいの号の 「あなたにとって、"…
・石原プロより爆発・銃撃・カーチェイスする ・攻殻機動隊も驚くほど人間とデジタルが融合してる ・ドラえもんも驚くほど四次元から道具が出てくる ・過去のギャンブル映画が優しく見える ・ダイ・ハードより死にそう そんな小説でした これはおもしろかっ…
占い師の真木あかりさんのtwitter のファンなんですが、 日々twitterに「星回りとことば」というのを公開されてるんです。 いろんな本からいろんな言葉を引用されてて、グッときます。 で、ある日こんな言葉を紹介してたんです。1月9日の星回りとことば「自…
インフルエンザになりました。 かかる前から回復期にかけて読んだ本です。 高熱でぶっ飛んだ脳みそをさらにぶっ飛ばすような本でした。 銀河ヒッチハイクガイドシリーズの二冊目。 いやはや予想通り楽しかった。 一冊目の感想文はこちらから→ 元々ラジオドラ…
永久機関は永久にできないし、未来は未来になっても予知できない。 じゃあテレポーテーションは?サイコキネシスは?タイムトラベルはどう? みたいなことを、ガチな科学者がガチに検証してみた、というような本。 400ページオーバー。 SFに出て来るようなテ…
私、サスペンスとかミステリーとか刑事物とかを読まないようにしてるんですよ。 もともとは好きなんですが、 なんというか、ハマるのが怖い。 ハマる小説=おいしいデザートくらいの気持ち。 常習性があって、途中で止められなくて、おなかいっぱいにならな…
あ、違うの違うの、100冊+αもの本を猛スピードで読んだんじゃなくて、「デジタルマーケターが読むべき100冊+α」って言う1冊の本を読んだだけなの。 勘違いさせたらホントごめんなさい!もう!うっかりさん! いっぺん回すとお経を唱えたことになるチベット…
ブッ飛んだ本でした。 本と言うか、「カクヨム」という小説投稿サイトがあって、 そこに上がってる小説。 今はたしか書籍になってて、まんがにもなってると思う。 横浜駅SF(柞刈湯葉) - カクヨム ここから読めます。 元々はtwitterの横浜駅は「完成しない…
・妻に話をした ・上司に話をした ・著者アカウント探してtwitterでフォローした くらい面白い本なんですよ。 「まず既製品を買って分解して、材料別に分けて、材料を作って、組み上げる。」という工程が素晴らしい。 リバースエンジニアリング。大好き。 し…
この本は「ためになる一人ナイツ」のような本だ。 知らない人のために説明しておくと、 一人ナイツと言うのはEテレの「2355」という23時55分から始まる番組のワンコーナーで、 お笑いコンビのナイツが片方ずつネタを披露する、という内容。 ナイツの芸は「言…
これはいい読書だった。 年明け一発目の読書としてふさわしい、素晴らしい読書だった。 ハーバード大学を卒業して日本に来て仕事をしながら東京工業大学の非常勤講師になった人が まじめに書いた話術の本というか 「コミュニケーションの教科書」。 著者はパ…
写真を撮ってみよう。 と思ったんです。 スマホでじゃこじゃこ撮ってるじゃんとか、 家のでかいカメラでいろいろ撮ってるじゃんとか、 Naoto Usami (@otoan_u) • Instagram photos and videos にキティさんとぐでたまさんと料理の写真上げてるじゃんとか、 …
なんというか「絵柄が好きじゃないけど読み続けちゃうまんが」ってあるじゃないですか。 生理的にダメな感じなんだけど、読み始めるとずぶずぶ読み進んじゃうような。 これはそんな小説で、怖いもの見たさでずずいと読み進んでしまう物語です。 どんな本でし…
ノーナ・リーヴスの西寺郷太さんというか、 名著「マイケル・ジャクソン」の著者の西寺郷太さんのプリンス論です。 私、プリンス詳しくないんです。 タイトルと曲が一致するのってパープルレインとエンドルフィンマシーンくらい? あとバットマンのとか? あ…
ふだんあんまり映画を見ないんですが、 「映画 立川談志」を先日見ました。 朝の中央線社内、スマホのちっさい画面で見てみました。 「芝浜」っていう落語がまるまる一本入ってるやつ。 おかげで朝からニヤニヤしたり泣きかけたりした。 テレビの連続ドラマ…
僕には清水君というしばらく会っていない親友がいる。 清水君は騒がしい男で、 歩いてるか走ってるか怒ってるか笑ってるか寝てるか、みたいな、 座右の銘が「風林火山の林と山抜き」なんじゃないかと思うような人。 そんな清水君、実は読書家で、 まんがや雑…
「本を読むときには考えて選びましょうねー 手当たり次第に読んじゃうと、 ビジネスやらなにやらに生きてこないですよー。」 という事を、実際にオススメの本とともに紹介してくれる本です。 どんな本なの? 子供のころSFとかいろんな本を読みまくってた人が…
良い子のみなさん、こんにちは。こちらは、 うさみ日記とか うさみ本棚といった ブログを書いているうさみこと宇佐見直人です。 「小中学生の皆さんが、夏だけ」 このブログを見に来てくれたっぽいのです。 なぜでしょう。不思議ですね。 「小中学生の皆さん…
あと12分で地球が終わるとしたら何する? 何をするだろう。ビール飲むかな。 死者数ランキングで言うとかなり上位に入るような小説なんだけど、 ブラックなユーモアはあってもグロい描写はほぼ皆無。 当時イギリスに住んでたらより笑えるのであろう 「労働者…
機械との競争 という本を書いた2人が、その2年後に書いた本。 前回が 「機械との競争」なら、この本は 「機械との共存」と言っていい本。 ザ・セカンド・マシン・エイジ作者: エリック・ブリニョルフソン(Erik Brynjolfsson),アンドリュー・マカフィー(Andre…
花火をスーパースローで撮影したみたいな物語なんですよ。 むかーしむかしあるところに土方歳三さんという人がいて、 その人の半生を描いた小説。 青年期から30代半ばでなくなるまでの20年間くらい。 時代の移ろいと共に 敵も味方もばったばったと切り倒…
先日沖縄に行ったんですが、水族館でウミガメを見るたびに 「ああ、漂流モノの小説でおいしく食べられちゃうウミガメだなぁ」 と思っていた私ですこんばんは。 十五少年漂流記はジュール・ヴェルヌによって書かれ1888年に出版された小説です。 今から128年前…
「ものの価値はだんだん下がるのに、それと引き換えにできるお金はほっとくと増える。これって変じゃない?」 みたいなことが、『エンデの遺言』という本に書いてあって、あー、そうだよなー。 と思ったのが数年前のこと。 そんな人が書いた小説をこの前読ん…
すべてのゲームに共通する4つの特徴は、 ゴールとルールとフィードバックシステムと自発的な参加です みたいな文が序盤で出てきて、 KO!ですよ。 なんていいこと言うんだこの人。 僕たちは、仕事をしている時でも、家庭生活を送っている時でも、 他の何か…
あのね、今週末TOEICを受けるので、 読書らしい読書は控えておりますの。 そこで、今回は英語の参考書的な本をご紹介。 CD付 中学3年間の英語を10時間で復習する本 。です。 読んだことある人はたぶん 「それな!」って言ってると思う。カラー版 CD付 中…
アラン・ケイ (Ascii books)作者: アラン・C.ケイ,Alan Curtis Kay,鶴岡雄二出版社/メーカー: アスキー発売日: 1992/04メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 69回この商品を含むブログ (46件) を見る「ずっと心に描く未来予想図はほら思ったととおりにふふ〜…
人間は友人の数が最大150人。 というのが「ダンバー数」です。 こんな本でした。 「ダンバー数」という概念を作ったロビン・ダンバーさんが、 そのダンバー数を基点に進化やら生き物やらいろいろなことについて書いた 科学エッセイみたいな本。 ダンバー…
ゲームのルールを変えろ――ネスレ日本トップが明かす新・日本的経営作者: 高岡浩三出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2013/09/13メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (2件) を見るキットカット好き?好き。 ネスカフェエクセラやらゴ…
記憶力ないんです。 と言ってはやウン十年。 「物忘れがものすごくいいんです」 と言ってたこともあります。 覚えられないことを前提にして仕事をしていると、 メモをとったりパソコンに片っ端から記録したり、 という仕事スタイルが身について、 これはこれ…
すごい宇宙講義作者: 多田将出版社/メーカー: イースト・プレス発売日: 2013/06/29メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (11件) を見るっていうか私達ってー宇宙の一部じゃないですかー。 「宇宙に行きたい」ってただ「大気圏の向こう側の…